カナリア
あなたのためにうたううた。

世界からそれまでの『音楽』が喪われたのは、およそ三十年前。
──目の前で、いきなりグランドピアノが音を立てて変形し、
素材はそのままで無理矢理人を形作って喋りだしたら、どう思うだろうか。
一番最初に起きたのは、つまりそんな出来事だった。
手も触れず、そこにいるだけで楽器は自ら演奏を始めるのだ。
喜びの音色を、怒りの連弾を、哀しみの旋律を、楽しみの音階を、奏で始める。
彼らの音色は、楽器が出せる限界を超え、可聴領域を遥かに突き抜け、
余波で日本の四国面積に匹敵するほどの熱帯雨林が、一夜にして文字通り消滅した。
そして、ある日、人の身で、彼らと同様に音を操るものが、生まれた。
『歌姫』の存在である。


不思議な世界観。
好き、だけれどページの文章が小さく詰まりすぎていて
読むのが個人的にめんどくさくなる。
他作品も興味深いのだけれど、その理由で遠まわし。
気持ちの余裕がある時に読むべし。

<掲載サイト> 七篠庵

<キーワード> ファンタジー 異世界 音楽 武器 歌 戦闘 シリアス 中編 完結
スポンサーサイト
Posted by minato
 
[剣と魔法